水分の摂りすぎに注意

夏バテの原因のひとつ「水の飲みすぎ」

夏は特に「水分補給」がやかましく言われています。熱中症や熱射病にかからないようにするためです。現場仕事でもよく「水分はこまめに取って下さい」とよく言われます。でも、こまめに水分を取ったら、なぜかカラダが重くてダルいのです。特に日中、水をよく飲んだな・・と思う翌朝なんか、本当に起きるのが辛くなります。

怖い「水中毒」

水中毒とは、水の飲み過ぎにより体液が薄まってしまう病気。医学的には、低ナトリウム血症となります。一度にたくさんの水を飲むことで相対的に水分量が過剰になって起こってしまいます。低ナトリウム血症の症状としては、頭痛や吐き気、嘔吐などがあり、重度になるとけいれんや意識障害を引き起こし、死に至ることもあります。

参照:Yahooニュース2018.8/2

水の飲み過ぎで起こる体の不調には、水中毒以外にも下記2つの症状もあります。

■自発的脱水症
汗を大量にかいた後、水を大量に飲んだ時に陥りやすい症状。

体内の塩分を失っている時に水を大量に飲んで、急激に血液中の塩分濃度が下がると、体が水分を吸収しなくなることがあります。このため、脱水症状になってしまうという症状です。

■不整脈
水を多く飲んで循環血液量が急激に増えると、血液を体内に巡らせるポンプである心臓に負荷がかかります。

心臓はなんとか大量の血液を循環させようとするので、血圧が上がり、脈も早くなり息苦しくなるという不整脈の症状が出ます。不整脈は脳梗塞や心筋梗塞などの原因にもなるので、命に関わります。

 

引用:水とカラダについて

ちなみに水をキンキンに冷やして飲むのも、カラダを冷やすことになり、かえって代謝を下げることになりますからあまりオススメできません。カラダが冷たい人には向いておらず、むくみ、便秘、肩こりなどの原因にもなるので要注意です。

水分は食事などでも補える

ご飯、汁物などの食事で水分を摂る方が大切です。水分を摂ることは大切ですが、体を冷やさないことにもこだわりましょう。サプリメントはこういう時に役にたちます。内臓の働きを強め、栄養を受け入れやすいカラダをまず作って、健康を維持した上での「水分補給」が大切です。