水の飲み過ぎで起こる体の不調には、水中毒以外にも下記2つの症状もあります。
■自発的脱水症
汗を大量にかいた後、水を大量に飲んだ時に陥りやすい症状。
体内の塩分を失っている時に水を大量に飲んで、急激に血液中の塩分濃度が下がると、体が水分を吸収しなくなることがあります。このため、脱水症状になってしまうという症状です。
■不整脈
水を多く飲んで循環血液量が急激に増えると、血液を体内に巡らせるポンプである心臓に負荷がかかります。
心臓はなんとか大量の血液を循環させようとするので、血圧が上がり、脈も早くなり息苦しくなるという不整脈の症状が出ます。不整脈は脳梗塞や心筋梗塞などの原因にもなるので、命に関わります。 |