夏の食生活を考える

「疲れが取れない」「ダルい」「目ざめが悪い」「食欲がない」というのが夏バテの代表的な症状なんですが、これは暑さによる「食欲の低下」や「大量の汗をかくこと」によるビタミンやミネラル不足などが原因で起こります。
ビタミンやミネラルが失われると、神経や筋肉の機能が低下し、心身ともに疲れやすくなります。その為、夏バテの予防には疲労回復に有効なビタミンB群やミネラルなどの栄養素を中心とした食生活を心がけることがとても重要です。

スタミナを付けるよりも・・

疲れ気味だからとにかくスタミナをつけよう!と、食欲がないのに無理にたくさん食べることはかえって逆効果です。そのような必要はなく、少なめでも体力維持に役立つ食材を効率良くとって栄養を補うことが大切です。まず、必ず摂りたいのが良質のたんぱく質。そして食べたものをエネルギーに変える働きをするビタミンB群。豚肉やうなぎ、豆類、レバー、ニンニク、卵、鶏肉、雑穀米などは、ビタミンB群が豊富に含まれているのでおススメです
さらに、オクラ、山芋、モロヘイヤなどのネバネバ野菜、ゴーヤなど苦みのある野菜も夏バテ予防に有効です。オクラなどのネバネバ成分(多糖類や水溶性食物繊維など)は胃の粘膜を保護し、たんぱく質などの栄養素の消化吸収を助ける効果があります。また、ゴーヤの苦みのもとは「モモルデシン」という成分で、胃腸の粘膜を保護したり、食欲増進作用があります。また、夏の暑さは心臓にも大きな負担をかけますが、東洋医学ではゴーヤの苦み成分は心臓の働きを助け、血の循環を良くする作用があり、精神を安定させるといわれています。